宿泊日'07.04.29
山形県飯豊町の町営施設。またまた山の中にやって来ました。国道113号線を南陽市赤湯から小国方面へと西に進みます。長井市今泉の街を過ぎてしばらく行くと道の駅いいで・めざみの里観光物産館が左に見えてきます。
どこに行ってもある工芸品や民芸品、それにこの辺りで採れる山菜などが並んでいますが、全く興味が無いのですぐ出発。
5分も走らないうちに手の子という町があり、この信号の無い三叉路が白川ダム方面への入り口となっています。ここを左(南)に曲がると一本道で迷う事はありません。この道は交通量がまばらでのんびり走れます。
道に迷う事もなく明るいうちに到着しました。周辺にはこれというものもなくすぐチェックイン。こじんまりとした20室程度のホテルです。この手の施設によくあるのですが、Asahi自然観やロータスイン同様エントランスが狭いので高級感がありません。ロケイションが良いのに残念です。隣には「木湖里館」というコテージ村があります。
部屋へ入ってみるとこれまた狭い上にベッドが小さいのにすぐ気がつきます。山の中のホテルはこれまでどこに行っても部屋だけは充分な広さだったのですが。その代わり小屋裏部分にロフトがありましたが使用禁止になっていました。
部屋からの眺めはダム湖に面していて、遠くには飯豊連峰も望めます。部屋にはバスタブがないので、入浴用のアメニティーグッズはありません。
夕食前に浴場へ行ったのですが、眺めは良かったものの広さが足りないのでゆったり浸かっていられません。日帰り入浴客も利用しています。サウナ・露天風呂はありません。
夕食は予約しておいたフランスコース料理。前菜からデザートまで味付けはすべてユニークで美味しかったです。メインは地元飯豊牛の照り焼き風味で、硬さは少し柔らかめです。
ボトルワインは国産物しかなかったので、グラスワインにしたら、いかにも南のワインらしき赤ワインで、色も香りも濃厚で、一口飲んだだけで酔ってしまいそうな程アルコールも強いワインでした。
朝食はバイキングです。和洋揃えられていましたが少し品数が少ないかなという感じです。
料金に関してひとつクレームを付けておきます。ネットやパンフレット類には休前日料金が\11,000とだけ表示されているのですが、料理によって\13,000コースと\15,000コースがあるとのことです。特に洋食を選べば\11,000コースはなく表示料金の意味がなくなります。
翌日気が付いたのですが、目の前に広がる白川湖の水が緑色なのです。以前裏磐梯の五色沼で見た色と同じです。何かミネラルが含まれれているのでしょう。
対岸の湖畔公園へ寄ってみましたが、ここからホテルを見たら、休屋から眺めた十和田ホテル程ではないものの、静かな隠れ家という感じです。
なおさらに山奥へ40分ほど進んだ、福島県との県境の近くには炭酸間欠泉があります。