白木襖の流行につれて木製引き手が一般化したため、金属製引き手の需要は減りつつあります。しかし木製と金属製では、製造業者が異なるため金属製引き手メーカーは、需要の低迷と材料の値上がりのため製品価格の値上げを余儀なくされています。
一方木製引き手の価格はほとんど変わっていません。木製引き手の樹種は、以前は桑や黒檀が中心でしたが、最近は桜・もみじ・欅・オーク・チーク・つげ・タモ・シオジ等々が発売されています。
また金属製引き手に関しては、需要の中心が塗装仕上げ普及品からメッキ高級品へと移ってきています。
デザインも50mm(寸六)底から60mm(二寸)底の、淵の小さなシンプルデザインタイプが多くなってきました。
それでは材料別に商品を紹介いたします。
なおこのページで紹介されている襖引手は全て国産品(大阪・奈良)です。
木製ふすま引手(1)・
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